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【知的障害支援できるかな?】知的障害者の固定費を軽減する -書籍「障害のある子が「親なきあと」にお金で困らない本」のご紹介4-

障害のある子が「親なきあと」にお金で困らない本 その他
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このシリーズではでは、障害者の経済事情について解説した書籍「障害のある子が「親なきあと」にお金で困らない本」についてグッと要約してお話します。

知的障害・発達障害のお子さんを持つ親御さんはぜひご参考ください。

この記事では、知的・発達障害者の固定費を軽減する方法についてお話します。


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はじめに

どうも!きちほーしです!

以前きちほーしは就労継続支援施設のことについて調査し、障害者の収入が生活保護を受給できるレベルと分かりました。


これできちほーしの子どもキチノもちゃんとやっていけるのでしょうか?

そこできちほーしは、障害者の経済事情について解説した書籍「障害のある子が「親なきあと」にお金で困らない本」を読んでみました。

この書籍は障害者の収入と支出、そして金銭管理の方法について解説していて、障害を持つ子の親御さんの不安に応えてくれています。

このシリーズでは、この書籍について、その概要と、きちほーしが参考になったところをピックアップし、要約(※)して紹介します。

(※)著作権を侵害する恐れがありますので、あえてきちほーしが要約します。

今回は、知的・発達障害者の固定費を軽減する方法についてお話します。


書籍概要

タイトル

障害のある子が「親なきあと」にお金で困らない本

著者

渡部 伸

概要

知的障害を持つ子の親であり行政書士でもある筆者が、知的障害者を守る社会的セーフネットや親が生前出来ることについて分かりやすく解説しています。

目次

第1部 「親なきあと」の収入と支出を知ろう(障害基礎年金の仕組み;暮らしの場によって変わる収支;毎月の固定費を軽減する;定期的な通院や病気になったときの医療費の支援制度)
第2部 「親なきあと」の経済的に困らない仕組みを考えよう(子どもの生活を支える資産の残し方;日常のお金を管理するために;ひとり残った子どもの経済的なサポート策;ケーススタディ・「親なきあと」のお金の問題)

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本記事の範囲

この記事では第1部の3章「毎月の固定費を軽減する」の後半について要約してお話します。

ここの内容は収支についてです。

第1部-第3章 毎月の固定費を軽減する

この章では障害者が利用できる健康保険料や交通費等の固定費の軽減措置についてお話します。

ただし、保険料や交通費がどれだけ軽減されるのかは自治体や交通会社によって異なるので、事前に自分で調べておく必要はあります。

固定費の費目

発生する固定費は以下の通りです。

これらの費目をどのように削減してくか検討していかなければなりません。

  • 健康保険料・介護保険料
  • 光熱水費…電気・ガス・水道代
  • 通信費…電話代、ネット代
  • 税金…住民税、固定資産税
  • 交通費…施設に通う交通費
  • 自動車関連費…自動車税、駐車場代、ガソリン代
  • 生命保険…生命保険料、損害保険料
  • その他NHK受信料など

健康保険料・介護保険料

健康保険料・介護保険料については世帯単位で支払われるので、家族と一緒に住む障害者が支払うことはありません。

ここでは親なき後に障害者が自身で生計を立てている場合についてお話します。

健康保険料も介護保険料も所得や自治体によって変わる

健康保険料も介護保険料も、障害者であるか否かは関係なく、所得によって保険料が変わります。

また、自治体によっても変わります。

例えば、東京都世田谷区在住の30台一人ぐらしの人の保険料を比較してみます。

一方は収入が障害基礎年金2級(年収175万円程度)の人で、もう一方は給与所得(年収400万円)の人です。

収入源年収健康保険料(年額)介護保険料(年額)
障害基礎年金2級175万円7万円2万円
給与所得400万円24万円5万円
世田谷区30台一人暮らしの保険料比較

介護保険適用除外施設の入所者は免除される

たとえば障害者支援施設の入所者は免除されます。

グループホームやアパートなどに済んでいる場合は免除されません。

障害者が入所している施設が介護保険適用除外施設かどうかは調べておいたほうがいいでしょう。

交通料金

バス代・電車代

障害者手帳の提示で本人または本人と介護者が割引になります。

SUICAやPASMOをそのまま使用しても割引になりません。

バスでは運転手さんに手帳を見せて料金が引かれてからかざしたり、電車では半額の切符を買って改札で手帳を見せるなどひと手間必要です。

航空・船舶運賃

割引率は各社異なります

タクシー

障害者手帳を見せると1割引になります。

自治体によってはタクシー券を交付している場合もあります。

ただし、運転手さんが制度を知らない場合があるので、乗車前に障害者割引希望やタクシー券の利用を伝えておきましょう。

それでもわからないなら、無線で会社に確認してもらいましょう。

自動車関連税

生計を同じにする障害者のために自動車を利用する場合は、購入の際の自動車取得税や、毎年かかる自動車税の減免措置があります。

きちほーし追記: 自動車によっては減免措置が適用されない場合があります

購入した自動車によっては、障害者と関係なく元々税金がかかっていない場合もあります。

税金がかかっていないので、当然減免措置も適用外になります^^;。

携帯電話料金

携帯ショップの窓口に、手帳と印鑑を持参すると割引の手続きをしてくれます。

NHK受信料

次のどちらかの場合、NHK受信料の全額・半額が免除されます。

区分減免
身体障害者・知的障害者・精神障害者が世帯構成員
であり
世帯全員が市民税非課税
全額
視覚・聴覚障害者世帯主
または
重度の障害者(身体障害者・知的障害者・精神障害者)が世帯主の場合
半額

自治体やNHKに申請すると、世帯収入に応じて受信料が割り引かれる軽減措置があります。

ただし、世帯主が障害者であることが条件です。

自治体やNHKの窓口に申請したあとは、免除自由の証明を受け、その証明書をNHKに郵送する必要があります。

おわりに

まとめ

いかがだったでしょうか?

この記事では、知的・発達障害者の固定費を軽減する方法についてお話しました。

次回は、医療費の支援制度についてお話します。

感想

交通料金の割引を活用してますか?

きちほーしの子ども、キチノは知的障害があります。

そしてキチノにも交通料金の割引は適用されているのですが、割引の措置をしてもらうのに手間がかかるためスルーしてしまうことも多いです。

せっかくSUICAやPASMOのような優れたシステムがあるのですから、それを活用できるようにしてほしいですね。

障害等級を入れたICカードを障害者に渡して、そのカードを改札などにかざして、さらにSUICAをかざすと割引料金が適用されるとか。

そのカードの使用者が障害者本人であることを確認する仕組みも必要ですが、顔認識技術でなんとかならないんですかねー。

できたとしてもコストがかかるのかなー。

割引ができる携帯会社は限られる

携帯料金を割り引いてもらうには窓口に行く必要があります。

窓口があるような携帯会社というのは、ドコモ・au・ソフトバンクのような大手企業に限られてきますね。

大手企業はたいがい基本料金が高額なので、そこと契約して割り引いてもらうよりも、割引なしで格安SIMと契約したほうが全然安そうな気がします。

もちろん窓口のある格安SIMもあるので、窓口が近ければそこに行ってみてもいいかもしれません。

元々格安なだけに、それ以上割り引いてくれるのかどうかは確認が必要ですが。

NHK受信料の軽減措置をどれだけの知的障害者が申請できているのでしょうか?

知的障害者NHK受信料の軽減措置を受けるには、障害者自身が世帯主で、窓口に申請して郵送などをしなければなりません。

重度の知的障害者が世帯主ということは、独立していて親の助けなどは借りれない状態ということだと思います。

そんな人がこれだけの手続きをこなせるのでしょうか?

きちほーしが現状を知らずだけかもしれません。

ですが、どうもこの軽減措置はほとんど意味をなしてない気がします。実態はどうなんでしょうか?

コメント

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